オススメのHYROX全8種目に必要なマシンや機材まとめ
「HYROX」は、単なるランニングや筋力トレーニングの合計ではありません。8kmのランと8つの異なるワークアウトを交互に行う複合的な持久力とパワーが問われる競技です。本記事では、HYROXのタイム短縮と、クラス開講を目指すジムのために、全8種のワークアウト対策に必須となる機材を、目的別に徹底解説します。
1.Skiergマシン
Concept2 SkiErg
Concept2 SkiErgは、クロスカントリースキーの動きを再現した全身持久力トレーニングマシンです。
- 特徴:ローイングマシンで有名なConcept2社製。空気抵抗を利用したフライホイールにより、引く力に応じた負荷が得られます。
- 鍛えられる部位: 腕や肩だけでなく、体幹(コア)と股関節の爆発的な伸展(ヒップヒンジ)を使った全身運動が可能です。
- HYROXでの役割: レースの最初のワークアウト(1,000m)として登場します。ランニングへ移行する直前の心肺機能と全身の連動性を試す、非常に重要なマシンです。
低負荷でありながら心肺機能を極限まで高められるため、HYROXのタイム短縮を目指す上で必須のトレーニング機材です。
2.Rowerマシン(Rowerg)
Concept2 RowErg
Concept2 RowErgは、ボート漕ぎ運動をシミュレートした、世界中のプロやアマチュアに愛用されている全身運動マシンです。
- 特徴:スキーエルゴと同じく、フライホイール(空気抵抗)を利用しており、正確なトレーニングデータを計測できるPM5モニターを搭載しています。
- 鍛えられる部位:下半身(脚とお尻)の力を全体の約60%使用し、次に体幹、最後に腕と背中を使います。全身の筋力・持久力と心肺機能を同時に高めます。
- HYROXでの役割:レース中盤に1,000mの距離で登場します。既に疲労している脚と背中の筋肉を効率よく使い、失速しないペースで漕ぎきるフォーム効率がタイムに大きく影響します。
HYROXの持久力ワークアウトで、ランニング後の体で最大のパワーを維持する能力を養うために不可欠なコアマシンです。
3.スレッド(プッシュ、プル)
CENTR HYROX スレッド
CENTR HYROX スレッド(Sled) は、HYROXのコアな筋力ワークアウトである「スレッドプッシュ」に使用される公式のソリ状の器具です。このスレッドは、適切な重量のバンパープレートを積載し、決められた距離(通常50m)を押し切るために使われます。
- 特徴:カーペットの上を滑らせるように設計された頑丈な金属製のソリです。中央のポールにウェイトプレートを積み重ねることで、負荷を自由に調整できます。
- 鍛えられる部位:スレッドプッシュでは主に大腿四頭筋と臀部を、スレッドプルでは背中、上腕二頭筋、そして体の背面全体(ポステリアチェーン)を強烈に刺激します。
- HYROXでの役割:レースの第2種目(プッシュ)と第3種目(プル)として連続して登場します。ここはレースにおける「筋力パート」の要であり、心拍数の急上昇と脚へのダメージ(疲労の蓄積)が最も激しいエリアの一つです。
ランニング直後の状態で重い負荷を押し引きする、HYROX特有の実践的な筋力を養うために必須の機材です。
4.サンドバッグ(20kg,10kg)
CENTR HYROX サンドバッグ
CENTR HYROX サンドバッグは、HYROXの公式競技器具として採用されているトレーニング道具です。一般的なサンドバッグとは異なり、HYROXの過酷なワークアウトに特化して設計されています。
5.ケトルベル(16kg,24kg)
IVANKO ケトルベル
HYROXのワークアウト6「ファーマーズキャリー (200m)」で使用されるのは、特定の重さのケトルベルです。公式器具のCENTR HYROX ケトルベルは本番仕様ですが、トレーニングでのコストパフォーマンスと汎用性を重視するなら、高品質な筋トレ器具を製造する老舗メーカーのIVANKOのケトルベルが非常におすすめです。
まとめ
本記事では、HYROXの本格的なトレーニングとクラス導入を成功させるために不可欠な、全8種のワークアウトに対応する主要なマシンと道具をご紹介しました。
- コアマシンの導入: スキーエルゴとローエルゴは、HYROXの心肺機能と全身持久力を鍛える上で最優先で投資すべきコアマシンです。
- 公式機材で本番を再現: CENTR HYROXのスレッドやサンドバッグは、レースと同じ負荷と感覚を再現する上で理想的です。特にジムでのクラス運営においては、トレーニングの質の向上に直結します。
- 賢くコストダウン: ファーマーズキャリーの代替品としてのIVANKOなど、コストパフォーマンスに優れた機材を選ぶことで、予算を抑えながらも練習量を確保することができます。
HYROXのパフォーマンスは、ランニングとワークアウトの複合的なスキルに懸かっています。最適な機材を揃えることは、効率的なフォームを習得し、疲労時の粘り強さを鍛えるための「最高の土台作り」となります。これらの機材を最大限に活用し、あなたのHYROXチャレンジの成功へと繋げてください!
最後まで読んでいただきありがとうございます!