HYROXって何?世界中で爆発的人気のフィットネスレースを徹底解説!
「最近、ジムでHYROX(ハイロックス)という言葉を聞くけど、一体なんなの?」 「クロスフィットとは違うの?私にもできる?」そんな疑問をお持ちではありませんか?今、世界中のフィットネス界隈で最も熱い注目を集めているイベント、それがHYROXです。ヨーロッパで始まり、アメリカ、そしてアジアへと急速に広がっているこのレースは、これまでのマラソンやトライアスロン、ボディビル大会とは全く異なる新しいスポーツ体験です。この記事では、HYROXの基本ルールから、なぜこれほどまでに人気なのか、その魅力を初心者の方にも分かりやすく解説します。
1. HYROX(ハイロックス)とは?
一言で言うと、HYROXは「ランニング」と「機能的トレーニング(ワークアウト)」を組み合わせた、屋内フィットネスレースです。スローガンは "Fitness for Every Body"(すべての人のためのフィットネス)。 エリートアスリートだけでなく、日常的にジムに通っている一般の人々が主役になれる大会として設計されています。
基本的なルール
HYROXの最大の特徴は、世界中どこで参加しても、まったく同じレースフォーマットであることです。
- 合計8kmのランニング
- 8つのワークアウトステーション
これらを交互に行います。流れは以下の通りです。
1km ランニング → 第1ワークアウト → 1km ランニング → 第2ワークアウト ... (これを8回繰り返す) → ゴール!
シンプルですが、全身の持久力と筋力が試されるタフな構成です。
2. 具体的に何をするの?8つのワークアウト
「ワークアウトって何をするの?」と不安になるかもしれませんが、難しいスキル(逆立ちや複雑なリフティングなど)は必要ありません。ジムによくあるマシンや動作が基本です。実際の順序で行われる8つの種目は以下の通りです。
Skierg(スキーエルゴ)
スタート直後の1kmランを終えると、最初のステーション「スキーエルゴ」に挑みます。コンセプト2スキーエルゴで1kmをこなし、スキーのポール動作を再現します。腕や肩だけでなく、正しいフォームなら体幹や下半身も使う全身運動となり、リズムと持久力、そして無駄のないテクニックが序盤のペース維持に欠かせません。
Sled push(スレッドプッシュ)
2回目の1kmラン後は「スレッドプッシュ」。最も負荷の大きい種目の一つで、脚力と全身のパワーが試されます。競技者はウエイトを載せたスレッドを体幹と脚を使って50m押し切ります。
Sled pull(スレッドプル)
3回目の1kmラン後は「スレッドプル」。ロープでスレッドを50m引き寄せます。上半身だけでなく、後方へ下がりながら背面筋群を使うのがポイント。ロープさばきにも注意が必要で、足元に絡めば転倒の危険があります。スタートはライン後方から行い、12.5mレーンを往復して50m達成。制限スペースを越えるとペナルティとなります。
Burpee broad jumpps(バーピーブロードジャンプ)
4回目の1kmラン後は「バーピーブロードジャンプ」。バーピーからの両足ジャンプを繰り返し、80mを進みます。手の位置や足の揃え方に注意しながら行い、心肺持久力と脚の爆発力が試されます。効率よくリズムを刻むことが攻略のポイントです。
Rower(ローワー)
5回目の1kmラン後は「ローイングマシン」。座って行う全身有酸素ワークアウトで、心肺と筋持久力が試されます。効率的なテクニックが不可欠で、誤ったフォームでは無駄に疲労してしまいます。ここでは無理にタイムを削るより、ペースを守り次のステーションに備えることが重要です。
Kettlebell Farmers carry(ケトルベルファーマーズキャリー)
6回目の1kmラン後は「ファーマーズキャリー」。両手に重いケトルベルを持ち、200mを歩くか走って進みます。途中で置いて休んでも構いませんが、持ち続ければ大きなタイム短縮に。握力・肩の安定・体幹の持久力が試されますが、最も短時間で終わるステーションです。
Sandbag lunges(サンドバッグランジ)
7回目の1kmラン後は「サンドバッグランジ」。重いサンドバッグを担ぎ、片膝を床につけるランジを繰り返して100m進みます。大腿四頭筋と臀部に強い負荷がかかり、サンドバッグを下ろせないため腕や肩にも疲労がたまります。
Wall ball(ウォールボール)
最後のステーションは「ウォールボール」。ボールを抱えてスクワットし、立ち上がりながら上のターゲットに投げ、キャッチして再びしゃがむ動作を100回繰り返します。高さと重さは種目・性別で異なり、正しいフォームと正確な投擲が必須。脚・肩・心肺に加え、メンタルの集中力も試されるフィニッシュ種目です。
3. なぜ今、HYROXが人気なの?
ただキツイだけのレースなら、ここまで流行りません。HYROXには人々を惹きつける明確な理由があります。
① 誰でも参加できる(参加資格なし)
オリンピックや一部の競技会のように予選はありません。チケットを買えば、誰でも参加できます。制限時間も基本的には設定されておらず(※会場都合によるカットオフはありますが緩やかです)、完走率は98%以上と言われています。
② お祭り騒ぎの雰囲気
会場はまるで巨大なナイトクラブやフェスのような雰囲気です。DJが大音量で音楽を流し、照明が光り輝き、MCが盛り上げます。 苦しい瞬間に観客や仲間の声援を受けると、信じられない力が湧いてきます。
③ チームでも参加できる
「一人でやるのは不安…」という方のために、カテゴリーが分かれています。
- Singles(シングル): 一人で全てこなす(ガチ勢向け)
- Doubles(ダブルス): ペアで参加。ランニングは一緒に走りますが、ワークアウトは半分ずつ交代で担当できます。(一番人気!)
- Relay(リレー): 4人でチームを組み、リレー形式で繋ぎます。
初心者はまずダブルスやリレーから始めるのがおすすめです。
4. 私にもできる?準備はどうすればいい?
「普段ジムで軽く走ってるくらいだけど、大丈夫?」
答えはYESです。 もちろん、ある程度の練習は必要ですが、特別な運動神経は必要ありません。「歩いてもいいからゴールする」ことを目標にする参加者もたくさんいます。
必要な準備
- ランニング: 止まらずに走り続ける基礎体力。
- 筋力トレーニング: スクワットや「押す・引く」動作の練習。
- ギア: 特殊な装備は不要ですが、グリップの良いシューズは必須です
まとめ
HYROXは、単なるレースではなく、自分の限界に挑戦し、達成感を味わうためのイベントです。ゴールした瞬間の達成感、そして世界中のフィットネスコミュニティとの一体感は、他では味わえない経験になるでしょう。「痩せたい」「体力をつけたい」という漠然とした目標の先に、「HYROX完走」という明確なゴールを設定してみませんか?
最後まで読んでいただきありがとうございます!
※当サイトのHYROXに関する大会情報は、独自に調査・整理したものです。正確な情報は必ず公式サイトをご確認ください